世界一小さい男の赤ちゃん無事退院!障害なく成長できるか気になる

世界最小268グラムで産まれた男の赤ちゃんが無事退院したと慶応大学病院が発表したというニュースがありました。

268グラムで産まれて、元気に退院できるなんてすごいと医学の進歩を感じるとともに、障害や気になるその後の成長についても、これまでの事例や

800グラムで産まれたもうすぐ3歳になる息子の成長も含めてお伝えしていきます。

(2019年4月20日、今度は258gで産まれた男の子が元気に退院しました!医学の進歩はすごいですね。)

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世界一小さい男の赤ちゃん無事退院!

体重268グラムで生まれた男の赤ちゃんが無事に成長して、今月、退院したと東京の慶応大学病院が発表しました。病院によりますと、赤ちゃんに大きな病気はなく、元気に退院した男の子としては、世界で最も小さく生まれた赤ちゃんだとしています。

慶応大学病院小児科によりますと、去年8月、妊娠24週の時に、へその緒の血流が弱くなったことから帝王切開で体重268グラムの男の赤ちゃんが生まれたということです。

赤ちゃんは、両手に収まるくらいの大きさで、約6か月間、新生児の集中治療室で呼吸や栄養の管理をしたところ、3238グラムまで成長し、今月20日に大きな病気もなく元気に退院したということです。

病院によりますと、元気に退院した男の子としては世界で最も小さく生まれた赤ちゃんだということです。

世界で小さく生まれた赤ちゃんの情報を集めた、アメリカのアイオワ大学のデータベースによりますと、体重300グラム未満で生まれて元気に退院した赤ちゃんは、世界で23人が記録されていますが、そのうち男の子は4人だけで、最も小さかった男の子は2009年にドイツで生まれた274グラムの赤ちゃんだったということです。

男の子を担当した慶応大学病院小児科の有光威志助教は「300グラム以下で生まれた子どもの生存率は50%以下なので、退院するまで厳密な管理を心がけました。退院のときはご両親はとてもうれしそうで、小さく生まれても助かる命があることを知ってほしいと思います」と話していました。

引用 : NHKニュースWEB

268グラムで産まれた赤ちゃんが元気に退院できて、本当によかったですね。

この赤ちゃんが退院して一か月後に成長した様子を見に行くニュース番組がありました!

その後の様子や超低体重児で生まれた子の心配事などを詳しく紹介してありました。そのニュース番組はこちらです日テレNEWS24

私も息子を産むまでは、こんなにも小さく産まれてくる赤ちゃんがいることは、ニュースやドラマの世界でしかなく、これまでは自分に降りかかってくることだとは思っていませんでした。

でも、今はこのようなニュースを見るたびに他人事とは思えず、ほんとによかった、そして、こんなに小さく産まれてきてもこんな風に成長できる可能性があることを沢山の人に知ってほしいと思います。

私自身は、23週で完全破水し、25週で産んだのですが、産むことについても、産んだ後もとても心配でした。でも、家族みんなで息子の生命力と病院の先生方を信じて、本当によかったといつも思っています。

普通の出産と違い、退院までの道のりは本当に長く、3,000グラムを超え無事退院できることを、どんなに待ち望んでいたことでしょう。

無事、元気に退院できて、ほんとうによかったです!

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世界一小さい赤ちゃんでも障害なく成長できるか

早くに生まれると、体の機能がすべて出来上がる前に生まれてきているため、退院するまでに乗り越えなければならない試練は色々あります。

時には、手術が必要なこともあり、一時的に容態が悪化することもあるため心配になりますが、今の医療や先生、スタッフの方々が全力で見てくださるので、赤ちゃんの生命力と先生を信じ、入院中はただただ見守り、成長を祈るしかありませんが、それらを無事乗り越えさえすれば、今回の赤ちゃんのように、無事元気に退院することができるのです。

2017年2月に261グラムで生まれた女の子がいますが、その子は1歳になって元気な様子が世界仰天ニュースで放送されました。

また、同番組で、静岡で390グラムで産まれた女の子が今では立派な高校生になっている様子も放送されています。

800グラムで生まれた私の息子は、羊水の中に出血が含まれており、それが肺に入ったため退院時は在宅酸素が必要でしたが、1年ほどで酸素も必要なくなり、3歳になる今はとても元気です。

世界一小さい赤ちゃん

まとめ

これまで女の子ではもっと小さく生まれた赤ちゃんもいましたが、男の子は少なかったため、男の子では世界一小さい268グラムで生まれた赤ちゃんが元気に退院できました。

日本の医療機関がとても進歩していることがわかりとても嬉しいですが、このように小さく産まれた赤ちゃんを診れるICUやGCUがある医療機関は少なく、専門の先生や看護師さんも限られているため大変な現状です。

今後、一人でも多くの小さく生まれた赤ちゃんが、元気に大きくなれることを願います。

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