ゴーンのフランスの弁護士フランソワ・ジムレ氏が日本の司法制度は時代遅れと発言されましたね。
フランソワ・ジムレ弁護士とは、どのような弁護士なのか調べてみました。
フランスの元政治家で、人権活動家、外交官もされていた幅広く活躍されている経歴をお伝えします。
ゴーンの弁護士フランソワ・ジムレのプロフィール
ゴーンの弁護士フランソワ・ジムレ氏のプロフィールがこちらです。
人権に関する意見として
「私たちは頻繁に誤解に直面しています。多くの人々は、ある種の道徳的領域に人権を置き、シンボル、宣言、ジェスチャーで答えるのを待っています。人権は道徳ではない、と言う勇気が必要です。拷問されない権利、公正な裁判へのアクセス、男女間の平等。存在するか存在しないか、適用または違反される権利。私たちの行動は、宣言的で自己陶酔的なスタイルでのみ行われます。」
引用：ウィキペディア
ゴーンの弁護士フランソワ・ジムレの経歴まとめ！
それでは、多分野で幅広く活躍したフランソワ・ジムレ氏の経歴をご紹介します。
人権への取り組みは、1979年、17歳のときにパリでカンボジアの難民に食料調達する協会の設立から始まります。
その後、タイ国境の難民キャンプを訪問し、そこで政治的信念を築きました。
フランソワ・ジムレの経歴①欧州議会の議員・地方自治体
1989年 わずか27歳でフランスで23,000人の住民を抱える町の最年少の市長プチ・ケビリー市長に選出され、環境のための市長の最初の協会「エコマイアー」を設立。
37歳で、ジムレ氏は欧州議会のフランス社会主義代表団の最年少メンバーとなり、法務委員会と外務・防衛政策委員会として働いています。
フランソワ・ジムレの経歴②人権大使
2008年2月 フランスの人権大使として、ジムレ氏はフランスの外交に人権の文化を広めることを目的とした役割を果たしてきました。
2000年の創設以来、この職に就いた初の非キャリア外交官であり、これまでに最も長い任務を果たしています。
また、いくつかの裁判に参加することで、フランスの外交を代表しています。
フランソワ・ジムレの経歴③デンマーク大使
2013年 フランソワ・ジムレ氏はフランソワオランド大統領とローランファビウス大臣からデンマーク王国のフランス大使に任命されます。
フランソワ・ジムレの経歴④弁護士
パリの弁護士と国際刑事弁護士のメンバーで、20年間Jeantet＆Associés事務所で弁護士として働きます。
2018年にジェシカ・フィネールと共に弁護士事務所Zimeray＆Finelleを設立。
その後も、ロンドン、ベネズエラ、パキスタンと多くの場で弁護士として活躍し、人権侵害された人たちを弁護してきました。
2019年 ジムレ弁護士は日本での収監中にカルロス・ゴーンの 2人のフランス人弁護士の一人になっています。
ゴーンの弁護士フランソワ・ジムレが襲撃されたテロ事件
2015年にあったイスラム主義テロ攻撃のコペンハーゲン銃撃事件の際に、他の活動家と一緒に標的にされるが生き延びています。
その際に、「この部屋で（わたしは）まだ生きている」とツイッターでつぶやいたものが2,000回リツイートされ注目されています。
ざっと見ただけでも、フランソワ・ジムレ弁護士にはここには紹介しきれないほど活躍された経歴があり、彼に時代遅れと言われた日本の司法は、本当に問題はないのか考えさせられます。