神戸大学の岩田健太郎教授がプリンセスダイヤモンドのコロナウイルスに対する感染対策が悲惨だということをYouTubeで伝えたことで話題となっています。
この動画によって岩田健太郎教授の感染対策知識の高さはわかりました。
岩田健太郎さんのこれまでの経歴や著書の『感染症パニックを防げ』についてもご紹介します。
岩田健太郎の経歴①プロフィール
まずは、岩田健太郎教授のプロフィールがこちらになります。
出身大学:島根医科大学
職業:医師、神戸大学教授
沖縄県立中部病院やコロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院で研修後、中国やアメリカで医師として勤務。
中国のSARSやアフリカのエボラでも最前線で感染症対策に貢献された感染症対策のスペシャリストです。
岩田健太郎の経歴②感染対策プロになるまで
岩田健太郎教授が感染症科の道へ進んだのは、色々な巡りあわせもあったようですが”世界に通用する人間”でありたいと思ったためでした。
感染症というのは、世界中どこに行っても役立つ仕事なので、この分野でスペシャリストになることを目指したのですが、ここにくるまでには多くの困難がありました。
医師になったら医局に入るというのは当たり前でした。大学の同期卒業生で、僕のように医局に入らなかったのは2人でしたし、当時はさんざん非難され、馬鹿にもされました。「一生後悔するぞ」と脅かされもしました。
引用:DOCTORASE
岩田健太郎さんは、島根医科大学卒業後、当時では珍しい感染症科のある沖縄県立中部病院にて臨床の研修をし、その後は海外へ行かれています。
強い意志があったからこそ、多くの経験と知識を持った感染症のプロになれたのですね。
岩田健太郎の経歴③ミヤネ屋で説明がわかりやすいと評判に
2020年2月12日のミヤネ屋での説明はとてもわかりやすいとツイッターでトレンドになっています。
ミヤネ屋に中継で出てた岩田健太郎氏、ここ最近の専門家の中で一番素晴らしい。しゃべりも上手いし説明内容も簡潔的確。検査が絶対ではないのだ。逆に『僕は外出時は電車でもマスクしてません』等おっしゃってて、ビビりすぎはダメなこともよく伝わった。宮根をピシャリと収めるスキルもお持ちだ(笑)。
ぞに@zony_usagi
新型コロナ、ミヤネ屋に出演してた岩田健太郎先生の解説が非常にわかりやすい。
とよとよ@toyotoyo
神戸大学病院(感染症内科)教授の岩田健太郎さんの解説。わかりやすい。宮根さんが話し遮っても負けてないしw #ミヤネ屋
がんばるもんだー(°▽°)@F8kzq4FUyMtbv6I
今日、ミヤネ屋に出てる感染症内科の岩田健太郎先生は物言いがしっかりしてて非常にわかりやすいな。 #ミヤネ屋
トウゴス@sajimaryou
岩田健太郎の経歴④著書『感染症パニックを防げ』が重版に
新型コロナウイルスの感染が広がるにあたり、どうすればいいのか不安ばかりが広がっています。
そんな中、岩田健太郎教授の2014年の著書『感染症パニックを防げ』が重版となっています。
実際に、この本が新型コロナウイルス対策にも十分役立つと岩田さん自身が紹介されています。
本書『「感染症パニック」を防げ!――リスクコミュニケーション入門』は、ずいぶん前(2014年夏~秋)に書いたものですが、現在のコロナウイルス問題の「パニック」とまっとうに対峙するには十分な内容だと僭越ながら思っています。感染症リスクには「怖さ」はありますが、「パニック」を起こす根拠はどこにもありません。それをご理解いただけることと思います。
一般の方が読んでくださっても十分理解できるよう難しい表現は特に使っていませんし、公衆衛生や医療のプロが読んでも得るものは少なくないとも思います。ぜひ一度御覧ください。
2020年2月 岩田健太郎
私も岩田健太郎教授の動画を見て、少しでも感染症に対する知識を高めたいと思ったので著書を読んでみようと思いました。
興味のある方はぜひ読んでみて下さい。
一般の人にもわかりやすく書かれているというのが助かりますね。