仲邑菫(なかむらすみれ)さんが小学4年生10歳にして、囲碁プロ棋士になりました。
最年少のかわいい囲碁プロ棋士ということで大変注目されていますが、
仲邑菫さんについて韓国人なの?という声が多く、彼女の国籍や両親についても調べてみました。
また、仲邑菫さんの育った囲碁の教育環境がすごく、韓国とのつながりについてもお伝えしていきます。
仲邑菫は韓国人?国籍や両親について
仲邑菫(なかむらすみれ)さんは字もめずらしく、
彼女が流暢な韓国語で自己紹介している動画もあるため、
韓国人なの?と思った方も多いようですが、
仲邑菫さんは両親ともに日本人で、日本国籍になります。
仲邑菫さんの父親は、囲碁プロ棋士の仲邑信也(なかむらしんや)さんです。
父親の仲邑信也さんは、大阪出身の46歳、
日本棋院、関西総本部所属9段の実力の持ち主で、
平成8年に関西総本部主催の松原賞を受賞、
平成18年に年間で活躍した囲碁棋士に贈られる棋道賞の勝率第1位賞を受賞し、通算400勝達成しているすごい人でした。
母親の仲邑幸(なかむらみゆき)さんは、
アマチュアの強豪で囲碁インストラクターをされていましたが、現在はやっていないそうです。
また、母親の幸さんの妹は、女流プロ棋士の石井茜(いしいあかね)さんということで、家族みんなが囲碁関係者であるため、
小さい頃から囲碁をする環境があったことがわかります。
囲碁を始めたのは、なんと3歳のときでした。
仲邑菫の囲碁の教育環境がすごい
仲邑菫さんが韓国人かと思われた理由の一つに、韓国語がぺらぺらということがあると思われます。
なぜ彼女が韓国語がぺらぺらかというと、それは彼女が7歳のときに家族で韓国に渡り、現地の囲碁道場で一日に最長11時間の特訓を重ねてきたためです。
韓国や中国には、日本にはない囲碁育成環境があり、囲碁専門の小学校もあります。
そのため、囲碁道場には日本よりずっとたかいレベルの子供が多く、そういう子たちと対戦し、修行していくことで強くなれるそうです。
仲邑菫さんは、日本国籍なので日本の義務教育を受けながら韓国に頻繁に通い、平日は名門「韓鐘振(ハンジョンジン)囲碁道場」で、
週末は韓国棋院で対局をするという修行をしてきたため、
10歳にしてプロ棋士になれるほどの力をつけれたのでした。
韓鐘振(ハンジョンジン)とは韓国の囲碁界の重鎮で、若い棋士の育成に力をいれている方で、その道場のなかでも軍を抜いて力を発揮していたという仲邑菫さんは、すごいですね。
まとめ
最年少10歳にしてプロ棋士となった仲邑菫さんは韓国人ではなく、日本人であり、
プロ棋士である父親や家族とともに韓国に頻繁に通い、日本にはない囲碁の教育環境のもとで修業し、力をつけてきたことがわかりました。
まだ10歳の仲邑菫さんが、今後どのように成長し、さらに活躍していくのか楽しみですね。