フィギュアスケートの大会で羽生結弦選手が滑った後は必ずプーさんシャワーがお決まりとなっていますね。
あの大量のプーさんは、その後寄付されているそうなのですが、毎回どこへ寄付されているのでしょうか。
日本や海外でのその後の行方を調べてみました。画像も合わせてお伝えします。
羽生結弦のプーさんシャワーは日本ではどこへ寄付される?
羽生結弦選手のプーさんシャワーは寄付されてるようですが、どこへ寄付されているのか気になったので調べてみました。
総立ちの観客席からリンクにクマのプーさんの「黄色い雨」がひっきりなしに降った。集められたプーさんのぬいぐるみは羽生選手によって孤児院に寄付される。
引用:Sputnik
2019年のグランプリシリーズ第6戦NHK杯 では、孤児院に寄付されたようですね。
おそらく開催地の孤児院に寄付されていて、(今回のものではありませんが)実際に羽生選手からプーさんの山が職場に届いて驚いたという声もツイッターにありました。
今日、職場の利用者さんにプーさんのぬいぐるみの山が差し入れされたんだけど、その提供元が羽生くんだと聞いてすごくびっくりした。寄付してるって話は聞いてたけど、まさかそれを実際に目にすることになるとは思わなかったよ
— すずきち (@suzukichi53) September 28, 2019
羽生選手のプーさんシャワーには賛否両論あり、羽生選手自身も、次に滑る選手への配慮をして、プーさんにラッピングがされているものが多いと嬉しいという発言をされています。
氷の面だけでなく、プーさんをもらった子供たちもラッピングしてあると清潔で嬉しいですね。
羽生結弦のプーさんシャワーは海外ではその後どう寄付してる?
次に、羽生選手のプーさんシャワーは海外では、その後どのように寄付されているのか調べてみました。
羽生選手は、平昌で現地の取材でプーさんをどうしているのかという質問を受け、このように答えています。
羽生は「他の大会でもそうですが、たくさんの人形をもらったら大会が開かれている地域に寄付をします。今回も同じく平昌江陵市へ寄付しようと思います」と説明した上で「このような物のプレゼントより、ファンの皆さんの応援がより意味がある。たくさんの人たちに感謝しています」と付け加えたことを伝えている。
引用:THE ANSWER
また、2018年の11月にフィンランドのヘルシンキで行われたフィギュアスケートGPシリーズの際には、500体以上のプーさんがフィンランドスケート協会へと寄付されました。
そして、協会がサイトでこのプーさんはラッピングをしてめぐまれない子供たちへクリスマスプレゼントととして届けたということを公開しました。
海外でもこんなにたくさんのプーさんシャワーを受ける羽生選手もすごいですし、それをこんな風にラッピングして届けてくれるフィンランドの方たちにも感動しますね。
羽生結弦のプーさんシャワーは今後どうなる?
羽生結弦選手のプーさんを寄付された子供たちは、本当に嬉しかっただろうなと心温まりましたが、プーさんシャワーには賛否両論あり、今では禁止される大会もあります。
投げ込み禁止となったカナダのオータムクラシックでは
2019年のカナダで行われたオータムクラシックでは、プーさんの代わりにプーさん色の黄色いバナーで祝福されたと米記者が伝えています。
No poohs on the ice with the no throwing gifts rule at #ACI19, but lots of Yuzuru – We Love You signs from the adoring crowd pic.twitter.com/QSEXxVxkdm
— Jackie Wong (@rockerskating) September 13, 2019
投げ込み禁止となった全日本フィギュアスケート選手権では
全日本フィギュアスケート選手権2019では、花束やぬいぐるみの投げ込みが禁止となりました。
理由は、回収にも時間がかかるため時間短縮と、ぬいぐるみの糸くずなどが次に滑る選手の妨げになる可能性があるためということです。
その代わりに会場には、選手宛のプレゼントボックスが用意されていました。
羽生結弦選手のボックスはプーさんですぐ一杯になって、その度に係員の人が交換していたそうです。
ちゃんと選手への応援の気持ちを届けれるように考えられていて嬉しいですね。
確かに、反対の方の意見にはもっともな意見もあります。
どうせ寄付するならプーさんを買うのではなく、ファンが募金箱にお金を寄付すればいいという人もいます。
でも、受け取った羽生選手がやめて下さいと言っていないということは、きっと募金箱では伝えられない想いというものが羽生選手に伝わっていて、そして、そのぬいぐるみをもらって喜んでいる子供たちがいるからなのではないかと思いました。
ただ、現実には投げ込み禁止となる大会も出てきているため、その場合には黄色いバナーや預かりボックスのように他の形に変わっていくかもしれません。